【SDGs】2030年という未来のための行動

    目次

    SDGs

    皆さんSDGsという言葉をご存知でしょうか?

    聞いたことあるという方やなにそれという方など様々だと思います。

    ただ、聞いたことがあっても説明できる方や活動しているという方はまだまだ少数はであると思います。

    今回はこのSDGsという考え方をお話していきたいなと思います。

    まずSDGsとは何なのかというとSustainable Development Goalsの頭文字で日本語に訳すと『持続可能な開発目標』です。

    これだけだとなんのことか全くわからないと思いますので簡単に説明すると将来苦労しないように今のうちから活動していきましょうという考え方です。

    当ブログのコンセプトと似ている点でもありますので共感がしやすいのではないでしょうか?

    SDGsって何?

    もう少し詳しく説明していくと2015年の9月に国連のサミットで決められた目標で、2016年から2030年までに達成しようという国際目標がこのSDGsになります。

    目標の中身としては以下の通りで

    1,貧困をなくそう

    2,飢餓をゼロに

    3,すべての人に健康と福祉を

    4,質の高い教育をみんなに

    5,ジェンダー平等を実現しよう

    6,安全な水とトイレを世界中に

    7,エネルギーをみんなにそしてクリーンに

    8,働きがいも経済成長も

    9,産業と技術革新の基盤をつくろう

    10,人や国の不平等をなくそう

    11,住み続けられるまちづくりを

    12,つくる責任つかう責任

    13,気候変動に具体的な対策を

    14,海の豊かさを守ろう

    15,陸の豊かさも守ろう

    16,平和と公正をすべての人に

    17,パートナーシップで目標を達成しよう

    これらの17項目です。それぞれの項目に数値目標があります。

    つまり、貧困、気候変動、人種やジェンダー差別をなくしていきましょう。ということがこのSDGsの目標ということになり、この目標を各国が2030年までに達成しようということが国際的に決まったよということになります。

    こうすることで『今』だけではなく、子供や孫の世代まで考えた持続可能な開発ができたり経済を回すことができるということになります。

    もちろんいい流れであるしこれが達成できれば今より良い未来になることは間違いないでしょう

    綺麗事なのか

    しかし綺麗事だけで達成できるような目標でもないことはわかると思います。

    例えば自動車会社Aと自動車会社BがあったとしてAはクリーンな車を作ろうとなったとしても自動車会社Bが今まで通りの安くて安価でCO2を今まで通りに出してしまう車を作り続けたらクリーンな車は売れず最終的には自動車会社Aは潰れてしまいます。

    しかし、このSDGsという考えが浸透して来ることによってAの車も売れるようになってきます。

    さらに国際的な目標にしているので国も自動車会社Aに補助金を渡したり、逆に自動車会社Bから税金を取ったりとクリーンな環境を作るための後押しをしています。

    このように悪循環であった競争社会に一石を投じ良い循環にして行こうという枠組みが実は2015年の国際サミットで決まっていたことを知っている方は意外と少ないのかもしれません。

    さらに、その新しいルールはすでに動き出していることに気づかない人たちも多いでしょう。

    生活様式の変化

    周りを見てみると車もハイブリット車が主流になりつつあり、さらに最近はトヨタが水素で動く車を普及させようとしたりアメリカや欧米ではEV車(電気自動車)が出てきたりとどんどん生活様式が変化しているのがわかると思います。

    この状況を見てなんで電気自動車なんだろう?と思っている人はもうすでに出遅れているかもしれませんね。

    人気が大事なハリウットスターたちは一昔前までトヨタのハイブリット車を乗るのがステータスであったのが最近はテスラのEV車に乗っている人が多いです。

    これも環境を気にしている自分の好感度をあげるためのマナーのようなものでしょう。

    このように世界の流れは一気にSDGsの目標達成に舵が切られていることがわかってきたと思います。

    日本のSDGs

    さて、ここで日本のSDGsの現状についてですが、2019年のデータで日本は162カ国中15位と大健闘しています。

    目標達成済みも項目は、4,質の高い教育と9,産業と技術革新の基盤を作るです。

    逆に目標まで程遠いと評価されているのが5,ジェンダー平等を実現しよう12,つくる責任つかう責任13,気候変動に具体的な対策を17,パートナーシップで目標を達成しようです。

    この辺の男女平等や再生可能エネルギー問題の課題が解決できればもう少し上位に行けるのではないかと思います。

    企業の取り組み

    企業とSDGsは今切っても切り離せないのが現状です。

    一昔前は大量生産大量消費の会社が殆どでものを作っては捨てるといった形で経済を循環していました。また、粗悪な労働環境で働かせていたりして人権すらも危ぶまれるような会社もあったのではないかと思います。

    しかし、このSDGsが普及し始めてから企業の取り組みは大きく変わって来ました。

    2015年に決められた内容ですが国際的にどんどん広がっていて現在では無視ができない状態になってきました

    SDGsの目標は持続可能な目標ですのでこの目標に取り組むことで企業のイメージが上がったり社会課題の向上が期待できます。

    また、会社間でも取引要項になることがあるのでSDGsに取り組むことで生存戦略になります。

    そして、新たな取組をすることで新たなやり方や商品開発が活発になっていきます。

    つまり、企業がSDGsに取り組むことで会社のイメージ向上や生存戦略、イノベーションを生んでくれると言うことです。

    関係ない?

    今後の予想

    ここまで見てきて周りではどんどん変化していっているのはわかったけどあんまり自分には関係ないんじゃないのかと思う方も多いです。

    確かに環境にいい事しましょうとか差別をなくしましょうとかわかるしそんな世の中になればいいなと思うけど別に自分が何やっても変わらないとんじゃないか?と思う方も多いのではないかと思います。

    しかしこのSDGsはみんなでこの目標に向けて頑張りましょうと言ってる反面で実は2030年こうなるよと予定が出されていることにもなります。

    つまり2030年どんな日本、世界になっているのかというのがこのSDGsの目標内容を見ることで予想ができるということです。

    人口分布

    まず人口はこれまでの人口分布から今後の人口は予想できます。

    人口の分布を見ると今後中国やインド、インドネシアアフリカなどがどんどん多くなっているのでこの辺が有利になってくることは間違えないでしょう。

    テクノロジー

    またテクノロジー面でもある程度どの分野が発達してくるかと言うのが決まっていてAIや5G、自動運転、量子コンピューティング、ブロックチェーンが2030年までに大きな変革をもたらします。

    今までのテクノロジーを飲み込んで行くようなテクノロジーの発達を破壊的テクノロジーと言うのですが、これからその破壊的テクノロジーの変化が高頻度で起こることは間違いないでしょう。

    具体的にこれからどのような技術革新が起こるのかと言うと食料面ではスマート農業や培養肉の普及、健康面ではロボット手術やAI診断、資源面では太陽光や水力発電の発展、労働面ではAIが代替で行われてきます。

    これはSDGsの目標とも合致していて貧困や気候変動、人種やジェンダー差別をなくすための取り組みをテクノロジーで解決しようとしている技術の一端であります。

    このようにこれからどんな分野の発展していくのかがわかったところで我々はどのように生きればいいのかという話をしていきましょう。

    生存戦略

    前回までの章でテクノロジーがどんどん発達していて2030年までに実用化しようとしてきているという話をしてきました。

    これを聞いてすごいなと思うだけでは足元をすくわれるかもしれません。なぜかと言うと労働がAIに取って代わられるからです。

    最近で言うとスーパーのレジ打ちをセルフでやったりリモートワークが盛んに行われるなど働き方はどんどん変化しています。

    今後弁護士や税理士さんもAIができる時代が来るところまで予想されています。

    つまり、このままではテクノロジーの発展とともの自分の仕事すらなくなってしまうかもしれないということです。

    そこで大切になってくるのがこのSDGsという考え方なのです。

    自分の会社はSDGsに協力的かどうかと言うのがその会社の将来を決める指標のひとつになるかもしれません。

    古い考え方をアップデートしてそれに沿った戦略を取っていくことがたいですなのです。

    これは国際的にも言えることで国というのは国際的なルールの中で生きています。

    日本という国は大量消費国でもなくテクノロジーの発達を先頭に立って行っているわけではありません。

    どちらかと言うと法や倫理観を重んじる文化が強い国なのです。

    つまりこのSDGsのようにこれからの子や孫にもずっと使い続けてもらえるような文化を残すことが大切なのです。

    そのためにはこの法や倫理観でうまくコントロールして持続可能な開発を進めなくてはいけません。

    つまり中国のような大量消費やアメリカのような行き過ぎたテクノロジーの使い方を抑制してみんなで幸せに生きようとしていくのが日本の生存戦略になるのかもしれません。

    まとめ

    SDGsとは持続可能な開発目標の略で子や孫の代まで考えた開発をしたりや経済を回す目標のことです。

    目標の内容は貧困、気候変動、人権やジェンダー平等などでその目標を2030年までに達成しましょうと言う取り決めです。

    日本全体の目標でもあり企業単位での目標でもあるので現在はかなり広がっています。

    このSDGsを見ることで2030年の未来を予測することができます。

    AIや5G、自動運転、量子コンピューティング、ブロックチェーンなどの新しいテクノロジーはこのSDGsを見据えた開発が行われるでしょう。

    我々はこの未来予想を生かして自分がなくなる職業についていないか時代と逆行した会社にいないかを見定める必要があります。

    そして日本もSDGsという考え方を利用して経済や研究開発をコントロールしていく必要があります。

    -参考図書-

    以上

    この記事が気に入ったら
    いいね または フォローしてね!

    シェアはこちらから!!!
    • URLをコピーしました!
    目次