【本の要約】『チーズはどこへ消えた?』人生に変化を起こそう

    目次

    チーズはどこへ消えた

    人生を変えたいけど怖いという方そもそも変化なんて必要ないのでは?と思う方におすすめの本が今回紹介する『チーズはどこへ消えた?』です。

    本書を読むことで変化することに対して積極的に動けたり、変化しないほうが悲惨な結果に終わる可能性があるということを学ぶことができます。

    本書はイソップ童話のような短編集の中に人生の本質を見出すという内容になっており、構成としてはまず童話があり、その後ディスカッションとしてその童話の解説があります。

    童話なのでページ数も100ページ以内と非常に読みやすいのも特徴の一つです。

    では本編の話の内容に入っていきます。

    チーズはどこへ消えた? 図解

    あらすじ

    まず登場人物はスニッフとスカリーというネズミ2匹ヘムとホーという小人が2匹でてきます。

    場所は迷路の中で毎日ネズミたちと小人たちはチーズを探すために迷路を走り回っていました

    そんなある日、ネズミと小人たちはチーズステションCというチーズがたくさんある部屋を見つけます。

    そこはたくさんのチーズがあるので彼らは毎日チーズステーションCへ通うことにしました。

    ある日小人たちは通うのがめんどくさくなりそのチーズステーションCへ引っ越して来ます。これで安泰だと考えたわけです。

    しかし、そんな日々は長くは続かずチーズステーションCのチーズ一部は腐ってしまって食べれる分は底をついてしまいました

    ネズミたちはチーズが減って来ていたり傷んでいることに気づいていたのでなくなる前から新しいチーズを探す冒険をしていました。

    しかし小人たちは今まで苦労せずにチーズが食べれていたという過去を引きずってなかなか動き出すことができません。

    小人たちのヘムとホーは話し合いをする中でヘムはここに残ればチーズはでてくるかもしれないからここで待つと言った反面ホーはネズミたちと同じようにチーズを探す旅に出ることを決意します。

    ホーがチーズを探す旅に出るのですが真っ暗な道で恐怖しながら進んだり、足をけがしたりしながら、たまに小さなチーズを見つけて空腹をしのいで冒険を続けました。

    そんなとき、ホーはもし恐怖を感じなかったらどうするだろうという風に考えます。新しいチーズを見つけたら嬉しいなと考えました。

    恐怖から開放されたホーは冒険が楽しくなって来ました

    そして、ついにチーズを発見します。

    そこはチーズステーションNと呼ばれるところでチーズステーションCよりもたくさんのチーズがある場所でした。

    そしてチーズステーションNにはあのネズミたちであるスニッフとスカリーがお腹いっぱいで待っていました。

    ホーはチーズステーションCに居続けなくてよかったと思いました。

    ディスカッション

    本書ではこのイソップ童話のようなお話をディスカッションと称して解説がされています。

    お話の中で言われている『チーズ』というのは仕事、家庭、恋人、お金、大きな家、自由、健康を意味しています。

    そして『迷路』というのは社会、地域、社会、家庭を意味しています。

    また小人たちは我々のことを意味します。

    つまり、我々はチーズと言う仕事や家族、お金を求めて会社や地域などでどのように振る舞うかということが本書で言われています。

    我々がヘムなのかホーなのかということを言っているということですね。

    変化は起きる

    本書で書かれているチーズと言うのは仕事ともリンクしているという話をしました。

    では本当にチーズのように腐ったり無くなったりするのでしょうか?

    昨今ではITの波が来ていていろんな仕事がITで代用できています。

    コンビニやスーパーのレジやスマホの普及で支払い方法も変化しています。

    本書でチーズが腐ったり無くなったりと言うのは仕事の需要が無くなったりITで代用ができるようになって早く安価にできる方法が発見され、それに置き換わって行くということが言われています。

    『僕は君たちに武器を配りたい』という本の中でも商品は時代が進むにつれて値段が下がって行くものだと言うことが言われています。

    こちらで要約しているので読んで見てください。

    こういった変化を起こらないと考えたり、起こった後に誰かのせいにしても時間やお金が帰ってくることはありません

    変化は起きるものだと考えることが健全なのです。

    変化には素早く行動

    では、変化は起こるとしてその変化に乗るために行動を起こすのが怖いという人も多いでしょう。

    結論から言うとどうしようと考えるのではなく行動指針やメリットなど具体的な行動を考えて行動に移そうと言っています。

    本書でホーは変化を受け入れて行動したときに感じたものが恐怖でした。

    もっと大きな怪我をしたらどうしようとかチーズが見つからなかったらどうしようなどたくさんの不安が浮かんで来たのでしょう。

    ホーが取った行動としては『もし恐怖がなかったら』と考えることがで新しい一歩を踏み出すことができました。

    この恐怖と言うのはどういうことかと言うと次のステージがまだ見えないことです。

    つまり変化する前の段階は誰しも何が起こるかがわからないので恐怖を感じるでしょう。

    ただその次の段階に何があるのかを想像することがこの恐怖をなくす秘訣であると言うことです。

    悪いことも考えてしまうと堂々巡りになってしまうのでどうやったらうまくいくのかやメリットを考えてもしも恐怖がなかったらこうするという行動指針を作ることが大切です。

    つまり、デメリットばかりを考えていても次の行動につながることはないということですね。

    ならばどうするのかを考えましょう。

    変化を楽しもう

    変化はするし自分もそれに合わせて行動しなくては行けないということはわかりました。

    最後にでは、その変化を楽しむ方法についてです。

    ここまで読んでも頭でわかってるが行動がなかなかできない。という方も多いのではないでしょうか?

    新しいことを始めることは恐怖もあるし失敗したらと考えることもあります。

    それが足かせになってなかなか行動に移すことができないでしょう。

    しかし、先程も言ったように行動にはメリットもありますしうまく言ったときには達成感も味わうことができます。

    デメリットを考えることも大切ですがメリットを考えることも同時に大切なのです。

    せっかく行動をするのであれば成功した自分の姿や周り反応なども含めてその変化の道中も楽しむことで変化が更にポジティブなものになるでしょう。

    最初の一歩が大切なのです。

    まとめ

    『チーズはどこへ消えた?』という本を紹介しました。

    本書はイソップ童話のような短編集の中に人生の本質を見出すという内容になっております。

    話の内容はネズミたちと小人たちがチーズを探すという話で見つけたチーズに居座ってしまうか新しいチーズを探しに行くかで運命が変わってしまいます。

    本書で言いたいことは変化は常に起こるし変化には常に素早く対応しなくては行けないし、変化を楽しむことも大切であるということです。

    短編のお話から人生の教訓を学ぶことができます。

    -参考図書-

    以上

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