わんこのしつけ完全攻略 つけ編

「つけ」は、飼い主の左足元にぴったり並んで歩くことができるようになるコマンドです。一見難しそうに見えますが、日常の散歩をより安全・快適にするために覚えておきたい重要なしつけです。
トリマー歴12年の私が、「つけ」の基本から実践的なトレーニング方法まで丁寧に解説します。
”つけ”とは!?

「つけ」とは、犬が飼い主の左側にぴったり寄り添って歩く行動を指します。正式には「ヒール」(Heel)と呼ばれる基本動作で、競技訓練でも重視されるコマンドです。
散歩中に犬が引っ張り続けると、飼い主の肩・腰・ひざへの負担が大きくなります。「つけ」を覚えることで、犬が飼い主のペースに合わせて歩くようになり、散歩がぐっと楽になります。
準備するもの

「つけ」トレーニングに必要なものはこちらです。
- リード(短め・約1m):練習中はゆとりのない短いリードで制御しやすく
- おやつ(小さめ):すぐに与えられるサイズのご褒美を左手に用意
- 腰につけられるポーチ:おやつを素早く取り出せると便利
手順
基本的な技を覚えさせる

まず「つけ」の位置を教えます。左足の横に犬を立たせ、おやつを犬の鼻先に見せながら左足のももの横に誘導します。犬が正しい位置に来たら「つけ」と言って褒め、すぐにご褒美を与えます。
この「正しい位置=いいことがある」という学習を繰り返すことが最初のステップです。
つけの場所を教える

位置を覚えたら、歩き始めます。左足を踏み出すと同時に「つけ」と言い、犬が隣についてきたら褒めておやつを与えます。最初は2〜3歩でOK。徐々に歩数を増やしていきましょう。
左ももをポンポンと叩く(ももを叩く)ことで犬の注目を引く方法も効果的です。手の合図と声のコマンドを組み合わせると定着が早くなります。
ももを叩いて”つけ”

「つけ」上達のためのポイントをまとめます。
- 練習は短時間(5〜10分)で集中して行う。長すぎると犬も人も疲れる
- 犬が前に出たり遅れたりしたら立ち止まってリセット。叱らず「つけ」からやり直す
- 前に引っ張ったら即座に逆方向に方向転換する(前に進めない=引っ張りに意味がない)
- 毎回必ず褒める。「できた瞬間」にご褒美を与えるタイミングが最重要
ポイント

今回のポイントをまとめます。
- 「つけ」=飼い主の左側でぴったり歩くコマンド
- まず「正しい位置」をおやつで教え、その後に歩きながら練習
- 前に引っ張ったら止まるか方向転換して「引っ張っても進めない」と学習させる
- 毎回の散歩で少しずつ練習を続けることが上達への近道
「つけ」ができると散歩が格段に楽になります🐾しつけのご相談はドッグサロン てぃーつりーへ。宮古島で出張トリミング・しつけサポートを承っています。


