わんこのしつけ完全攻略 ハウス編

「ハウス」は犬にとって「自分の安心できる場所に入る」コマンドです。上手に教えることで、犬が自分からクレートやベッドに入るようになります。
ただ押し込むだけでは逆効果。「ハウス=安心できる場所」と犬が思えるようにすることが最大のポイントです。トリマー歴12年の私がわかりやすく解説します。
ハウスとは!?

「ハウス」とは、指定したクレート・ケージ・ベッドに犬が自発的に入るコマンドです。来客時・緊急時・移動時など、様々な場面で犬を安全に管理できます。
また、クレートは犬にとって「自分だけの安心空間(巣)」になります。野生での犬の祖先であるオオカミも巣穴を好んだように、狭くて暗い空間はもともと犬が安心を感じやすい場所です。
準備するもの

必要なものはこちらです。
- クレート・ケージ:体が伸ばせる大きさのもの
- クレート用マット・タオル:快適にするため
- おやつ:小さくてすぐ食べられるもの
手順

ハウストレーニングの手順は以下の通りです。
- ① まずクレートに慣れさせる:ドアを開けたままクレートを置き、中においしいおやつやご飯を入れる。自然に入るまで待つ
- ② 「ハウス」と声をかけながら誘導:おやつをクレートの奥に入れ、犬が中に入ったら「ハウス」と言って褒める
- ③ 徐々にドアを閉める練習:最初は数秒、慣れてきたら少しずつ時間を延ばす
- ④ 自分から入るようになったら完成:「ハウス」と言うだけで自発的に入れるようになるまで繰り返す
ポイント

ハウストレーニングのポイントをまとめます。
- クレートを「罰の場所」にしない。閉じ込めの手段に使わない
- 最初はドアを開けたまま、自由に出入りさせる
- おやつは中に入れるだけ。引っ張り込まない
- 慣れるまでは無理に閉めない
まとめ

今回のポイントをまとめます。
- ハウス=犬が自ら入りたくなる「安心の場所」にすることが最重要
- おやつで誘導し「ハウス」と声をかけながら覚えさせる
- 最初はドアを開けたまま、自然に出入りさせることから始める
- クレートを罰として使わないことが信頼関係の基本
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