わんこのしつけ完全攻略 はなせ編

「おもちゃを離さない」「靴下をくわえて走り回る」「口の中のものを取ろうとしたら唸る」——こんなトラブルで悩んでいる飼い主さんは少なくありません。
「はなせ」コマンドは、安全管理の上で非常に重要なしつけのひとつです。誤飲・危険物の誤食を防ぐためにも、必ず覚えさせておきたいコマンドです。トリマー歴12年の私が実践的な教え方を解説します。
”はなせ”はなぜ必要!?

「はなせ」は単なる「言うことを聞かせる」ためのコマンドではありません。散歩中に危険なものを口にしてしまったとき・間違って異物を飲み込みそうなとき、このコマンドが命を救うこともあります。
また、口の中のものを強引に取り上げようとすると、犬が「取られる!」と思って丸呑みしたり、飼い主を噛んでしまう危険があります。「はなせ」を教えておけば、穏やかに対応できます。
”はなせ”のトレーニング
離さない場合は終わり

まず大切なのは「離す=取られるではなく、離す=いいことがある」と犬に学習させることです。強引に取り上げると「いいものを取られた!」という不快感だけが残り、かえって離さなくなります。
基本の流れは:おもちゃを咥えさせる → 「はなせ」と言いながら、もう一方の手においしいおやつを鼻に近づける → 自然と口を開けておもちゃを離す → すぐ「よし!」と褒めておやつを与える → おもちゃも返してあげる。
おやつを使う

「はなせ」と言ってもなかなか離さない場合は、遊びをそこで終わりにすることが有効です。「離さない=遊んでもらえない」と学習させます。
絶対にやってはいけないのが「無理やり引っ張り取ること」です。引っ張り合いになると犬が興奮し、さらに離さなくなります。また、歯や顎を傷める原因にもなります。
褒める

「はなせ」ができたら、毎回必ず褒める+おやつを与えることが習慣化への近道です。特に練習の初期段階では、離すたびに必ずご褒美を与えてください。
慣れてきたら「はなせ→返す」のセットを繰り返すと、「離したらまた遊んでもらえる!」という良いループができます。
ポイント

「はなせ」トレーニングのポイントをまとめます。
- 「離す=いいことがある」という学習をさせることが最重要
- おやつで自然に口を開けさせ、「はなせ」→褒める→返すを繰り返す
- 離さないときは遊びを終わりにする
- 絶対に引っ張り取ろうとしない
まとめ

今回のポイントをまとめます。
- 「はなせ」は誤飲予防・安全管理に欠かせない重要コマンド
- 強引に取り上げると逆効果、おやつで自然に離させる
- 離したらすぐに褒めてご褒美を与える
- おもちゃを「返す」ことで「離しても大丈夫」と学習させる
「はなせ」が苦手な子でも練習で必ず改善できます🐾宮古島でトリミング・しつけ相談はドッグサロン てぃーつりーへ。


