わんこのしつけ完全攻略 食糞編

愛犬が自分のうんちを食べてしまう「食糞(しょくふん)」。衝撃的な行動ですが、犬の食糞は決して珍しくありません。
トリマーとして多くのわんちゃんと接してきた私も、「うちの子が…」というご相談をよく受けます。食糞は適切に対処することで改善できます。原因と対策をわかりやすく解説します。
食糞の原因

食糞の原因は一つではなく、複数の要因が絡み合っています。
- 栄養不足・消化不良:フードに含まれる栄養素が体に吸収されずにうんちとして出てしまうため、再摂取しようとする
- 空腹・食事量が少ない:単純にお腹が空いている状態での食糞
- ストレス・退屈:刺激が少ない環境での暇つぶし行動
- 親犬の行動の学習:子犬期に母犬が巣を清潔に保つために排泄物を食べる行動を見て学習
- 注目引き行動:食糞すると飼い主が大騒ぎするので、注目を集めるために繰り返す
どうする!?

食糞への対処は原因によって異なります。まずかかりつけの動物病院で健康診断・フード見直しを受けることをおすすめします。栄養面の問題がある場合は、フードのグレードアップや消化酵素サプリメントが効果的なこともあります。
「興味本位・暇つぶし」が原因の場合は、排泄後すぐに片付けることが最も有効な対策です。うんちが「ある状態」を減らすことで、食糞の機会そのものをなくします。
反応によって

食糞に気づいたとき、叱ったり大声を出したりする飼い主さんが多いですが、これは逆効果です。
「食糞する→飼い主が来てくれる!」という注目引き行動を強化してしまいます。見つけてもリアクションを最小限にし、静かにうんちを片付けるのが正解です。
しつけの仕方

食糞のしつけ方法は以下の通りです。
- ①排泄後すぐに片付ける習慣をつける:機会をなくすことが最大の予防
- ②排泄を褒める:「ちゃんとトイレでできたね!」と褒めてリードする
- ③「来い!」コマンドで排泄後にその場を離れさせる:食糞する前に移動させる
- ④十分な運動と精神的刺激を与える:退屈が原因の場合は生活の質を上げる
まとめ

今回のポイントをまとめます。
- 食糞の原因は栄養不足・空腹・ストレス・注目引きなど多様
- 叱るのは逆効果。静かに片付けることが基本
- 排泄後すぐに片付け、機会そのものをなくすのが最善策
- フードの見直し・運動量増加・消化酵素サプリも検討を
食糞はほとんどのケースで改善できます。ご相談はドッグサロン てぃーつりーへ🐾宮古島で出張トリミングも対応しています。


