犬の爆睡のサイン

愛犬が白目をむいてぐっすり眠っている……そんな光景を見て「病気じゃないか?」とびっくりした飼い主さんもいるのではないでしょうか。
実はこれ、犬が完全にリラックスして「爆睡」しているサインなんです。トリマー歴12年の私が、犬の睡眠にまつわる「安心のサイン」と「注意が必要なサイン」を解説します。
白目をむく

犬が眠っているとき白目をむくのは、眼球が弛緩して上を向くため。人間でも深い眠りのときに起こる現象と同じです。これは非常にリラックスしているときのサインであり、病気ではありません。
ただし、起きているときに白目をむく・眼球が揺れるなどの症状がある場合は別の原因が考えられるため、獣医師に相談しましょう。
体がピクッと動く

夢を見ているとき、犬は手足をパタパタさせたり、体がピクッと動いたりします。これは「REM睡眠(夢を見ている睡眠)」中に起こる正常な反応です。
夢の中で走ったり、遊んだりしているのかもしれません。起こしてあげたくなりますが、睡眠中は起こさないのが原則。驚いて噛んでしまうこともあるため、そっとしておきましょう。
いびきや寝言

犬もいびきをかくことがあります。これは筋肉が弛緩して気道が狭くなることで発生するもので、深いリラックスのサインであることが多いです。寝言(鼻音・鳴き声)も同様です。
ただし、いびきが突然始まった・常に激しいいびきをかく場合は、肥満や短頭種特有の呼吸器問題の可能性もあります。ブルドッグ・フレンチブルドッグ・パグなどは特に注意が必要です。
お腹を見せて寝る

仰向けでお腹を丸出しにして寝る「へそ天」ポーズは、犬が完全に安心している証拠です。お腹は急所のため、信頼している環境でしか見せない姿勢です。
愛犬がこのポーズで眠っていたら、今の生活環境が安心・快適だということ。飼い主として誇らしい瞬間です。
警戒

同じ「目を開けて寝ている」でも、うずくまって体を縮めている・音に過敏に反応する場合は警戒モードのことも。環境への不安・ストレスのサインです。落ち着ける場所・クレートを用意してあげましょう。
病気

「最近急に眠る時間が増えた」「深く眠れていないように見える」場合は、体調不良・痛み・心臓疾患・神経疾患などが隠れていることもあります。睡眠の変化が続く場合は早めに受診を。
まとめ

今回のポイントをまとめます。
- 白目・ピクッと動く・いびきは深い眠りのサイン
- へそ天=完全にリラックスしている証
- 起きているときの白目・急な睡眠変化は受診を
- 睡眠中は起こさないのが基本ルール
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