実は…!超危険な春の植物7選!

春は花が咲き乱れる美しい季節ですが、この時期に咲く植物の中には犬にとって非常に危険なものが多く含まれています。庭に植えている・散歩コースにある・鉢植えで部屋に飾っているものが、知らないうちに愛犬の命を危険にさらしているかもしれません。
トリマー歴12年の私が、春に注意すべき「犬に危険な植物」を解説します。
チューリップ

チューリップは球根・茎・葉すべてに毒性があります。特に球根に含まれる「チュリパリン・アレルゲン(TBA)」という成分が、犬の口腔・消化管を刺激し、嘔吐・下痢・流涎を引き起こします。
土を掘る習慣がある犬は球根を誤食するリスクが高く注意が必要です。ガーデニングをされている方は、チューリップの球根の管理に気をつけてください。
すずらん

すずらんは見た目が可愛らしく、春の代表的な花のひとつですが、全草に強い毒性があります。含まれる「コンバラトキシン」という成分が心臓に作用し、不整脈・心不全を引き起こす可能性があります。
スズランを飾った花瓶の水を犬が飲むだけでも中毒を起こすことがあります。犬がいるご家庭では室内には飾らないことをおすすめします。
スイセン

スイセンは球根・葉・花すべてに毒性があります。リコリン・タゼチン等のアルカロイド系の毒が含まれており、人間でも食中毒を起こすほど強い毒性を持ちます。
チューリップの球根に見た目が似ているため、誤って掘り出されることがあります。庭に植えているご家庭は特に注意してください。
ヒヤシンス

ヒヤシンスの球根・葉・花には「アルカロイド(オキサレート等)」が含まれており、口腔内の腫れ・過剰なよだれ・嘔吐・下痢・低血圧などを引き起こします。
特に球根部分の毒性が強く、球根を丸ごと食べた場合は重篤な症状になることも。ガーデニング中の掘り起こした球根には気をつけてください。
アネモネ

アネモネ(ボタンイチゲ)は全草に「プロトアネモニン」という毒性成分を含みます。皮膚や粘膜を刺激し、口腔内の炎症・嘔吐・下痢・けいれんなどを引き起こします。
野生のアネモネが散歩コースに自生していることもあるため、犬が草を食べる癖がある場合は特に注意が必要です。
キョウチクトウ

キョウチクトウは全草に「オレアンドリン」という心臓毒性の強い成分が含まれており、少量でも犬に致死的な影響を与える可能性があります。
葉・茎・花・根・果実・種子すべてが危険で、燃やした煙や花瓶の水も毒性があります。道路沿いや公園に植えられていることもあり、散歩中は注意が必要です。
あじさい

あじさいは梅雨の花として親しまれていますが、葉・花・茎にシアン化合物が含まれており、犬が食べると嘔吐・下痢・息切れなどを引き起こします。
庭に植えているご家庭も多い植物なので、特に注意が必要です。愛犬の届く高さのあじさいは取り除くか、フェンスで囲うなどの対策を。
まとめ
春の危険植物をまとめます。
- チューリップ(特に球根)・すずらん(全草・花瓶の水も危険)・スイセン(全草・特に球根)・ヒヤシンス(特に球根)・アネモネ(全草)・キョウチクトウ(全草・特に危険)・あじさい(葉・花・茎)
春の散歩・ガーデニングのシーズンは特に注意が必要です。「かわいい花だから大丈夫」ではなく、与えないこと・近づけないことを徹底してください🐾



