子犬のうちにやっておけばよかったこと5選

「もっと早くやっておけばよかった…」と後悔する飼い主さんの声を、トリマーとして何度聞いてきたか知れません。犬は子犬期(〜1歳頃)に最も学習能力が高く、この時期の経験が一生の性格や習慣の基礎になります。
今まさに子犬を飼い始めた方、または「まだ間に合う?」と悩んでいる方に向けて、プロトリマー歴12年の私が「絶対にやっておくべきこと5選」を解説します。
物音や人になれさせる

子犬のうちに最も重要なのが「社会化」です。社会化とは、様々な物音・人・乗り物・場所・他の犬などに慣れさせることを指します。
生後3〜12週齢が社会化の黄金期と言われ、この時期に多くのものを「怖くないもの」として学習させることが大切です。掃除機の音・車・赤ちゃんの声・傘・工事音など、日常のあらゆる刺激に慣れさせましょう。
社会化が不足すると成犬になってから怖がり・攻撃性・吠え癖などの問題行動につながりやすくなります。
他の犬になれさせる

公園・ドッグラン・ペットショップなど、ワクチン接種後に他の犬と接触できる場所に積極的に連れて行きましょう。
ただし、最初は落ち着いた性格の犬から始めるのが理想です。過度に興奮した犬や攻撃的な犬との早期接触は、逆にトラウマになることもあります。獣医師のアドバイスを参考に進めてください。
お留守番の練習

子犬のうちから「短時間のひとりの時間」を習慣化しましょう。成犬になってから急にお留守番させると、分離不安を引き起こすことがあります。
最初は5分→15分→1時間と段階的に伸ばし、「ひとりでいても安心」と学習させてください。クレートトレーニングも並行して行うと効果的です。
しつけの合図の統一

家族全員が同じコマンドを使うことが重要です。「おすわり」を教えているのに「シット!」と英語で言う家族がいたり、「ダメ」と「ノー」が混在したりすると犬が混乱します。
コマンド・禁止語・褒め方のルールを家族で統一し、全員が同じように接することで学習がスムーズに進みます。
どこでも触らせてくれる

足先・耳・口・体のあちこちを触られることに慣れさせておくことは、トリミング・動物病院の検査・グルーミングをストレスなく受けるために不可欠です。
特に爪切り・耳掃除・ブラッシング・口周りへの触れ方は、子犬のうちから少しずつ慣らしておくと成犬になってから圧倒的にラクになります。毎日少しずつ触りながら、おやつで「触られると良いことがある」と学ばせましょう。
ポイント

やっておくべき5つのことをまとめます。子犬期に積み上げた経験は、一生の宝になります。
まとめ

今回のポイントをまとめます。
- 物音・人・乗り物への社会化は生後3〜12週齢が黄金期
- 他の犬との接触は穏やかな犬からスタートする
- 短時間のお留守番で分離不安を予防する
- 家族全員でコマンドを統一することが重要
- どこでも触らせてくれる練習でトリミング・医療がスムーズに
「もう手遅れかも…」と感じている場合でも、成犬になってからでもトレーニングは効果があります。ご相談はいつでも🐾ドッグサロン てぃーつりーへ(宮古島出張トリミングも対応)。


