【年金とは?】年金の仕組みや損をしない運用方法をわかりやすく徹底解説

年金仕組みとお得な受け取り方を徹底解説

お金をなぜ貯めてるのかと聞かれると老後困らないためと答える方が多いでしょう。

しかし、なんだかよくわからないから会社や市役所のお兄さんに任せちゃうという方も多いと思います。

今回この記事を読むことによって年金の仕組みから普通に受け取るよりもっとお得に年金を受け取ることができる方法についてお話していきたいとおもいます。

お得に年金を受け取る方法を結論からお話すると高齢任意加入制度と付加保険料と繰り下げ受給です。

今回お話していく内容は

  • 年金とは何なのか?
  • 年金の3つのグループ
  • 年金の3つの保障
  • 国民年金の満額
  • 年金のお得な受け取り方

です。

年金とは何なのか?

では年金とは何なのか?と言うお話をしていきたいと思います。

まず年金と聞くと多くの人はお金を積み立てている貯金のようなものを想像するでしょう。

毎月一定の額を納めて将来そのお金を使うことができるような制度であると考える方が多くいらっしゃいます。

しかし年金の本来の機能としては働いている人が高齢になって働けなくなった人にお金を分配すると言う制度です。

この機能というのは多くの人からお金を集めて不幸にも病気や怪我をしてお金が必要になった人を助けると言う保険の構造に近いのです。

つまり年金というのは長生きをしてしまうと言うリスクに備える保険の役割なのです。

多くの人がこれだけ払ったのだからこれくらいは年金がほしいという貯金の感覚で年金を考えているのですがこれは本質的ではなく、長生きしたら多くもらえるゲームに参加しているので長生きをしないと払った以上はもらえません。

自分ができることは多く払えと政府に対して怒るのではなく、長生きのためにストレスを溜めないことです。

また、人間の寿命はどんどん上がっていますし、物価も上がっているので受給年齢や受給額は遅く、少なくなっていくでしょう。

この辺の計算は頭のいい人が破綻しないようにしているのでそこに怒り過ぎないようにすると良いと思います。

これが理解できているだけで自分がどうすれば良いのかがわかると思います。

さて、年金の基本的な考え方がわかったところでもう少し詳しく年金について見ていきましょう。

年金の3つのグループ

年金って難しいと思う方も多いとです。

それを難しいとしている根源は人によって払う額やもらえる金額、優遇されるサービスなどが全然使うという点です。

そして更に難しい言葉が多くでてくるのでよくわからないという方が多いのです。

今回はそんな難解な年金をわかりやすくするために難しい言葉は理解しやすい言葉に言い換えて行きたいと思います。

難しい言葉で年金を勉強したいという方は日本年金機構のHPを見てみてください。

日本年金機構▼

https://www.nenkin.go.jp/index.html

皆保険

では年金というのは20歳になると全員が加入しないと行けない保険になります。

そのそして加入するグループというのが3グループあってそれぞれ経営者グループ、会社員グループ、主婦グループがあります。

経営者グループの人のなかには学生やフリーターなども含まれます。

また会社員だとしても規模の小さい会社だったり福利厚生の薄い会社はこの経営者グループに属します。

また、主婦グループの人は会社員グループの配偶者に当たる人で保険料を払わなくてもいいというメリットがあります。

ただし主婦グループでもパートで働き過ぎてしまうと経営者グループになってしまうので注意が必要です。

これが130万の壁というやつです。

103万円の壁や130万円の壁などはこちらの記事を読んでみてください

このように20才以上になると経営者グループ、会社員グループ、主婦グループのいずれかに属することになります。

年金の種類

そしてこのグループごとに加入する年金の種類が変わります。

ざっくり言うと経営者グループと主婦グループは土台の年金に入ることになります。

これが国民年金と呼ばれるもので65歳まで入っていると月に6万5千円もらうことが出来ます。

そして会社員グループの人はこの土台の年金に加えて上乗せした年金に加入することが出来ます。

上乗せした年金の保険料は会社とはんぶんこして払うことができるので払った分の2倍もらうことが出来ます。

上乗せした年金というのが厚生年金と言われるものになります。

この上乗せした年金は収入によって変わって来るのですが、土台の年金と上乗せの年金と合わせて平均で14万5千円くらいになってきます。

なので夫婦の場合14.5万と6.5万になるのでで21万円くらいもらえる形になってきます。

更に、会社によっては更に上乗せの企業年金に入っている場合もあります。

この辺が会社員が強い理由になりますね。

厚生年金が最強?

ただ、上乗せした年金は会社が半分だしてくれると言う体になっていますが本来は半分出してくれている分は自分の人件費になるものなので実質自分で多く払っていることになります。

また年金の財政は厚生年金が多くだしている形になっているのでコスパで言うと土台の年金が一番いいでしょう。

なので国民年金に入りたくないという人もいると思いますが実はコスパがかなりよく国の税金や厚生年金の分の財源も使っているのでかなりいい保険になるのです。

ただ、ここまで聞くと経営者グループの人や主婦グループの人はもらえる年金が6万5千円と少なくないか?と考える人も多いでしょう。

そんな人のためにある国の制度というのがiDeCoという自分で積み立てる年金制度や経営者の人だけが入ることができる国民年金基金などがあります。

iDeCo

iDeCoに関しては記事を書きましたのでこちらを読んで見てください。

またiDeCoは積み立てられる額は小さいですが会社員でも入ることが出来ます。

節税ができるので収入が多いという人はおすすめの制度です。

そして経営者の方が入ることができる年金制度としては国民年金基金があります。

国民年金基金は安全に運用できるのが特徴なので資産運用が苦手という方はこちらに加入するのが良いかもしれません。

この辺については今度詳しく記事を書いていきます。

このように年金制度というのはどんな人でもしっかりと収めていれば破綻はしないような構造にはなっています。

年金の3つの保障

次に年金の保障内容についてお話していきます。

最初に言いましたが年金というのは保険になります。

そして皆様が想像している老後にお金がもらえると言う保障の他に2つの保障がついてきます。

3つの保障を羅列すると老齢年金、遺族年金、障害年金です。

なんだか難しそうですが簡単に言うと65歳以上でお金がもらえるのと遺族にお金がもらえるのと障害になったらお金がもらえると言う制度です。

老後にお金がもらえる保障については先程説明したので割愛します。

遺族年金

遺族年金とは主に働いていた人がなくなって自分の年金だけでは生活できない人にお金をくれる保障です。

例えば旦那が厚生年金も合わせて20万もらっていて奥さんが厚生年金で6万5千円もらっている夫婦がいたとします。

そして旦那のほうが先になくなってしまった場合、奥さんの6万5千円で生活して行かなければならない場合が想定されます。

この場合、6万5千円で生活していかなければ行けないと思うかもしれませんが遺族年金と言う制度があるので実はもう少しもらうことが出来ます。

生活が破綻することがないくらいにはもらえるので遺族年金は助かるのではないでしょうか。

障害年金

次に障害が残るような怪我や病気をしていた時にお金がもらえる保障です。

これは年金は老齢年金とは関係がないように感じるのであまり印象には残りづらいのですが結構優秀です。

例えば視力が0.05から0.08以下になってしまった場合、年金に規定の月加入していれば障害2級になるので年78万900円と子供の人数分プラスでお金がもらえます。

また、0.05以下になると障害1級になるので年97万6125円プラス子供の人数でお金がもらえます。

もちろんこれをもらうために障害になれと言う話ではありませんが、もしもの時に働けなくなってしまうと言うときにもこの年金に入っていたことで助かるということはあると思います。

また、スキーなどのアウトドアや交通事故などで怪我をしてしまうリスクは0ではありません。

人生どうなるかと言うのはわからないので日本という国はかなり保障が充実していると思います。

老後

老齢年金のお得な受け取り方

ではここまでで年金についてある程度わかったと思いますので年金のお得な受け取り方についてお話していきます。

最初にお話したとおり、高齢任意加入制度と付加保険料と繰り下げ受給と言う制度を使って年金を受け取って行きましょう。

高齢任意加入制度と付加保険料は経営者グループの人しか使えない制度ですが繰り下げ受給は誰でも使うことができる制度になります。

高齢任意加入制度

まず高齢任意加入制度というのは簡単に言うと受給資格を得るためだったり、年金を多くもらうための制度です。

年金は20歳から60歳までの合計で480ヶ月入っていれば満額の月6万5千円がもらえるのですが逆にこの20歳から60歳までの120ヶ月(10年)以上払っていないと年金をもらうことが出来ません。

しかしそれだと可愛そうなので60歳になってからでも満額の480ヶ月になったり120ヶ月を満たせるようにすることができる制度です。

通常60歳で国民年金から抜けることが出来ます。

この高齢任意加入制度は60才以上65才未満の人が国民年金に任意で加入することができる制度ということです。

免除や未納付の期間があるけど資産運用がうまく行かなくて国民年金の6万5千円はコンスタントにもら得るようにしておきたいという方はこの制度を利用することで満額であったり満額に近い額をもらうことが出来ます。

特に病気になって入院したり、海外に行く場合は免除になるのですがそうなると支給額が減ってしまうのでその場合はこの予備の期間を利用して追納することで余裕のある老後を迎えることが出来ます。

次に付加保険料についてです。

付加保険料が使えるのは経営者グループです。

これは簡単に言うと年金を多めに払って老後もらえる額を増やそうと言う制度です。

付加年金は国民年金の保険料に月400円上乗せして納付することで年金が納付月数×200円が上乗せされます。

これは結構大きい額で例えば10年付加年金を納付した場合、4万8000円の納付額になります。

年金をもらう時にこの条件だと2万4000円が毎年増えるので2年以上経てば元が取れます。

このように結構還元率が高いのに知っている人が少ないので付加保険料に入ることができるかお近くの市区町村で聞いてみてください。

ただ、国民年金基金とは併用することが出来ないので注意してください。

繰り下げ受給

最後が年金の繰り下げ受給です。

繰り下げ受給とは年金の受け取りを2022年4月までだと70歳、2022年4月以降だと75歳まで繰り下げて受給することができる制度です。

そして月にもらえる額が1月伸ばすごとに0.7%年金を増やすことが出来ます。

例えば65歳で定年した時に年100万円の年金がもらえたとします。

通常だとそのまま毎年100万円なのですが繰り下げ受給して70歳で受給した場合42%増額することができるので148万円になります。

更に75歳まで繰り下げした場合、84%増えるので184万円もらうことができるのです。

これが一生続くので老後に最低限欲しい額になるまで繰り下げて受給することでゆとりのある老後を迎えることが出来ます。

年金という制度は保険であり、長く生きてしまうことに対するリスクに対して備えなければ行けません。

65歳になったから定年だ!と言うのは少し古い考え方で今は人生100年時代と言われています。

100歳まで生きることが出来て嬉しいと思うかもしれませんがそれはリスクとの兼ね合いの中に混在する1面に過ぎません。

もちろん繰り下げ受給をすると早くに亡くなってしまった場合損をしてしまいます。

しかし、最低限もらえる額に達していないまま老後に突入するのはあまりにも危険だと思います。

もちろん老後の資金や金融商品があって老後はもう安泰であるという方は早めに引退してもいいと思います。

そのへんの線引は最低どのくらいの金額が貰えれば生活が問題なくできるのかと言う部分は国民年金や厚生年金でまかない。

余剰資金がどれくらいあれば豊かに生活ができるのかはiDeCoやつみたてNISAなどで資産を確保していくのが良いと思います。

積み立てNISAについてはこちらの記事を読んでみてください。

そして老後に必要なお金についてはこちらのサイトで計算ができます。参考にしていただくと良いと思います。

https://www.psrn.jp/tool/nenkin_sj.php

老後の不安は漠然と恐れるのではなく具体的に計算して置くと意外と心が晴れることもあると思います。

人生を豊かにするために具体的な行動ができるといいですね。

まとめ

年金について学んで来ました。

年金は貯蓄ではなく保険の特徴を持っています。

これは長生きして生活費が無くなってしまうのに備えるための保険です。

年金は20才以上になると経営者グループ、会社員グループ、主婦グループのいずれかに属することになります。

経営者グループと主婦グループは土台の年金に入ることになります。

会社員グループの人はこの土台の年金に加えて上乗せした年金に加入します。

iDeCoや国民年金基金、企業年金等によって更に上乗せ出来ます。

年金は老齢年金、遺族年金、障害年金の3つの保障が入った保険です。

65歳以上でお金がもらえるのと遺族にお金がもらえるのと障害になったらお金がもらえると言う制度です。

年金のお得な受け取り方としては高齢任意加入制度と付加保険料と繰り下げ受給があります

高齢任意加入制度とは受給資格を得るためだったり、年金を多くもらうための制度です。

付加保険料は400円多く払うことによって納付月数×200円が上乗せされます。

繰り下げ受給は75歳まで繰り下げて受給することができる制度です。

老後に最低限欲しい額になるまで繰り下げて受給することで最低限の生活は保証されます。

あとは余剰資金がどれくらいあれば豊かに生活ができるのかはiDeCoやつみたてNISAなどで資産を確保していくのが良いと思います。