犬のアイコンタクトの教え方|おやつで目を合わせる2ステップ

    犬のアイコンタクトの教え方は、静かな場所で愛犬と目線を合わせ、目が合った瞬間だけおやつをあげることです。「うちの子、なかなか言うことを聞いてくれない」というとき、まずは飼い主さんと愛犬の信頼関係づくりから始めると、ほかのしつけも進めやすくなります。この記事では、アイコンタクトの意味、準備するもの、2つの手順、つまずきやすいポイントを、図解を交えて解説します。

    この記事の結論

    • アイコンタクトは、お互いの目が合うことで信頼関係をつくる、しつけの土台
    • 手順は「落ち着いた環境で目線を合わせる→目線の上におやつを持ち、目が合った瞬間だけあげる」
    • 好きすぎて飛びつくときはリードで、反応が薄いときは褒める・笑いかけるを意識する
    アイコンタクトの手順とポイントのまとめ図解

    まとめ図解:落ち着いた環境で目線を合わせ、目が合ったときだけおやつをあげる。

    目次

    アイコンタクトとは?なぜ大切?

    犬のアイコンタクトの教え方を解説する図解の表紙
    アイコンタクトとは、犬が人の表情を見て状況判断するためのコミュニケーション

    犬は基本的に、人の表情を見ながら状況を判断しています。「何をしてほしいのか」を、アイコンタクトを通じて読み取っているのです。アイコンタクトができないと、犬主導になりやすく、言うことを聞かない、吠えぐせがつく、攻撃的になってしまうといった行動につながることがあります。目を合わせることは、呼ばれたときに飼い主さんに注目する練習にもなります。

    アイコンタクトの練習で準備するもの

    アイコンタクトの練習で準備するもの(お気に入りのおやつ、リード、落ち着ける静かな部屋)
    • お気に入りのおやつ:小さくて、すぐに食べられるものがおすすめです。
    • リード:おやつ欲しさに飛びつくのを防ぎます。
    • 落ち着ける静かな部屋:テレビやおもちゃなど、気が散る物がない場所で始めます。

    アイコンタクトの教え方|2つの手順

    手順1:落ち着いた環境で目線を合わせる

    アイコンタクトの手順1:落ち着いた環境で目線を合わせる

    静かな部屋など、落ち着ける場所を用意します。地べたに座って、愛犬と視線の高さをそろえましょう。上から見下ろすよりも、犬が安心して目を合わせやすくなります。

    手順2:目線の上におやつを持ち、目が合ったらあげる

    アイコンタクトの手順2:飼い主と愛犬の間におやつを持ち、目が合った瞬間だけ与える

    飼い主さんと愛犬の間に、おやつを持ってきます。このとき、必ず目が合ったときだけおやつを与えるようにしましょう。目が合ってすぐにあげると、「目を見るといいことがある」と結びつきます。慣れてきたら、少しずつ目を合わせている時間を伸ばしていきます。

    うまくいかないときのポイント

    アイコンタクトがうまくいかないときのポイント(飛びつく、おやつに反応しない、集中が切れる)
    • おやつが好きすぎて飛びついてしまう:リードでコントロールして、飛びつけないようにします。おやつはこちらから与えるという「主導権」が大切です。
    • おやつにあまり反応しない:そんなときは、褒める、笑いかけることが大切です。トレーニングだと思って身構えると真剣な顔になりがちですが、犬は笑いかけるだけでもごほうびだと思ってくれます。
    • 集中が切れてしまう:犬の集中力は5分程度です。5分たったら時間を置くか、次の日に改めましょう。

    アイコンタクトについてのよくある質問

    Q. 目が合っても、すぐそらしてしまいます

    最初は、1秒でも目が合ったらおやつをあげて大丈夫です。無理に見つめ続けさせず、短い時間で成功させて、少しずつ伸ばしていきましょう。

    Q. 犬と目を合わせるのは危険ではないですか?

    知らない犬を凝視するのは避けたほうがよいですが、信頼関係のある愛犬との練習なら、おやつを使って楽しく行えば問題ありません。怖がっている様子があれば、すぐにやめて落ち着かせてあげてください。

    Q. 子犬や成犬でもできますか?

    どの年齢でも練習できます。成犬でも、短い時間から、成功で終わらせることを繰り返すと、少しずつできるようになります。

    あわせて読みたい|しつけの基本シリーズ

    まとめ

    • アイコンタクトは、しつけの土台になる、信頼関係づくりの練習
    • 手順は「落ち着いた環境で目線を合わせる→目が合った瞬間だけおやつ」
    • 飛びつくときはリード、反応が薄いときは褒める・笑いかける
    • 1回の練習は5分ほどで切り上げ、短く毎日続ける

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    この記事を書いた人

    こうへいのアバター こうへい オーナー兼ドッグスタイリスト

    トリマー歴:12年
    ドッグサロンてぃーつりー社長兼チーフトリマー

    経歴
    愛知県豊田市、刈谷市のトリミングサロンで7年間、日本での基本的なトリミングを学び、トリミングコンテストで入賞を経験。

    その後、オーストラリアのシドニーに1年間、カナダのトロントに1年間、イギリスのロンドンに2年間の計4年間のトリミング留学を経て、2023年、宮古島に『ドッグサロンてぃーつりー』をオープン。

    実績
    2012年 東海ZPKトリミングコンテスト 審査員賞受賞
    2017年 LPCトリミングコンテスト 入賞
    2018年 海外のトリミングサロンへ 入社(5年間実務)

    資格
    公益社団法人日本愛玩動物協会 愛玩動物飼養管理士1級
    日本動物病院福祉協会 JAHA3級動物看護師
    ZPK家庭動物管理士2級
    協同組合ペットサービスグループ プロフェッショナルトリマーB級
    日本ペットマッサージ協会 ペットマッサージセラピスト
    JMAA日本メディカルアロマ協会認定アドバイザー
    JMAA日本メディカルアロマ協会 ペット・メディカルアロマテラピスト
    国際家庭犬トレーニング協会 ドッグトレーナー2級

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