犬の「おいで」の教え方は、「まて」を覚えさせてから、少し離れて「おいで」と呼び、来たらすぐに褒めておやつをあげることです。「おいで」は、呼び戻しともいわれる、しつけの中でも特に大切な合図です。迷子になったときや、ドッグランでのトラブルのときに、愛犬の命を守ることにもつながります。この記事では、準備するもの、3つの手順、上達のポイントを、トリマー歴12年の店主が図解を交えて解説します。
この記事の結論
- 「おいで」は、呼んだら自分のところに戻ってくる合図。逃走やトラブルのときに命を守る
- 手順は「まてを覚える→少し離れて呼ぶ→ふいに呼ぶ」の3つ
- 来たあとに叱るのは絶対にNG。「来たら必ずいいことがある」と覚えさせる

手順のまとめ:「まて」→少し離れて「おいで」→遊んでいるときにふいに「おいで」。
「おいで」とは?なぜ大切?


「おいで」は、呼び戻しともいわれ、名前を呼んだり、「おいで」と言ったりして、自分のもとへ帰ってくる合図です。できるようになると、逃走したときや、ドッグランでのけんかなどの事故のときに、自分のところへ戻ってきます。実は、訓練が必要です。安全のため、ぜひ覚えさせておきましょう。
「おいで」ができない犬は、呼んでも無視する、逃げ回る、ゆっくりしか来ないといった様子が見られます。これは、多くの場合、「おいでと言われると嫌なことが起きる」と覚えてしまっているためです。
「おいで」の練習で準備するもの

- お気に入りのおやつ:「おいで」には、特別においしい、価値の高いごほうびを使います。
- 「まて」の習得:「おいで」の前に、「まて」ができるようになっておく必要があります。
- 落ち着ける空間:はじめは、気が散らない、静かな場所で練習します。
- ロングリード(あると便利):3〜5m程度のリードがあると、屋外での練習も安全です。
「まて」をまだ覚えていない子は、まず犬の「まて」の教え方をご覧ください。
「おいで」の教え方|3つの手順
手順1:「まて」を覚えさせる

「おいで」の前に、「まて」を覚えている必要があります。覚えていない子は、まず「まて」の練習から始めましょう。
手順2:ちょっと離れて「おいで」と呼ぶ

「まて」の状態で、1メートルほど離れます。離れて目を合わせたら、「おいで」と合図しましょう。呼ぶ声は、明るく元気よく。怖い声で呼ぶと、来なくなってしまいます。この声に反応して来てくれたら、すぐに褒めて、おやつをあげます。うまくいったら、徐々に距離を伸ばしていきましょう。
手順3:ふいに「おいで」を言ってみる

最後に、日常生活で「おいで」を使ってみましょう。おやつをしのばせて、犬が遊んでいるときに、突然「おいで」と言ってみます。遊びを優先する場合は、手順2に戻ります。室内でできるようになったら、庭、公園など、刺激の多い場所でも、少しずつ練習します。
上達のポイント
- おやつは特別においしいものを:通常のごほうびより、価値の高いものを使いましょう。
- 来たら必ず褒める:来てから叱るのは、絶対にNGです。来た後に嫌なことをしないようにします。
- 呼ぶ声は明るく元気よく:怖い声で呼ぶと、来なくなってしまいます。
- 「おいで」のあとは、遊びかおやつのごほうびを:「来るといいことがある」と覚えさせます。
- できないときは、ロングリードで誘導:成功体験を積み重ねましょう。
「おいで」についてのよくある質問
Q. 呼んでも、まったく来てくれません。
距離が遠すぎたり、周りの刺激が強すぎたりするのかもしれません。距離を短くして、静かな環境で、手順1・2からやり直してみましょう。
Q. 来たときに、つい叱ってしまいます。
来たあとに叱ると、「おいで」=嫌なこと、と覚えてしまいます。叱りたいときも、まず来たことを褒めましょう。
Q. 外でも、リードなしで呼び戻せますか?
リードなしでの呼び戻しは、十分に練習できてからにしましょう。安全な囲いのある場所を選び、ロングリードを使いながら、慎重に進めてください。
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まとめ
- 「おいで」は、愛犬の命を守る、大切な合図
- 手順は「まてを覚える→少し離れて呼ぶ→ふいに呼ぶ」
- 来たあとに叱るのは絶対NG。来たら必ず、いいことがある
- 距離と環境を、少しずつ難しくしていく
宮古島でのトリミングや、愛犬のしつけのご相談は、ドッグサロンてぃーつりーへお気軽にどうぞ。トリマー歴12年の店主が、愛犬の様子を見ながらご相談に応じます。

