犬のノミ・ダニの予防が必要なのは、血を吸われるだけでなく、さまざまな感染症を引き起こし、人にも伝染ることがあるからです。散歩中の草むらやドッグランなど、身近な場所で簡単にうつります。この記事では、ノミ・ダニの特徴、予防しないと起こること、人にも関わる理由、予防の進め方を、図解を交えて解説します。
この記事の結論
- ノミ・ダニは、血を吸うだけでなく、さまざまな感染症の原因になる
- 散歩中の草むらやドッグランなどで、簡単に伝染る
- 犬から人にも感染する可能性がある(人獣共通感染症)。動物病院で相談のうえ予防を

まとめ図解:ノミ・ダニは犬だけでなく人にも関わる。病院で相談して予防しよう。
ノミ・ダニの予防が必要なのはなぜ?

「ノミ・ダニってよく予防してと言われるけど、血を吸われるだけじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。実は、感染症の危険があり、人にも伝染るので、予防が必要です。
ノミとは?

ノミは、犬や猫、人に寄生して血を吸う虫です。体の100倍もの高さまで飛べるジャンプ力で、寄生する先を変えながら生活します。ゴマのように小さな体をしており、寄生すると、血液を吸われるだけでなく、さまざまな感染症を引き起こします。
ダニとは?

ダニも、犬や猫、人に寄生して血を吸います。虫のようにひっつき、寄生します。血を吸うことで生活し、吸血後は、1〜2cmの血豆くらいの大きさになることもあります。血を吸うだけでなく、さまざまな感染症を引き起こします。
予防しないとどうなるの?

散歩中に草木のにおいを嗅ぎに行ったり、ドッグランや犬が集まる場所に行ったりすると、簡単に伝染ります。予防しないと、次のような感染症にかかる可能性があります。
- ノミ:サナダムシ、アレルギー性皮膚炎、猫ひっかき病 など
- ダニ:バベシア症、ライム病、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルス感染症、日本紅斑熱 など
人にも伝染る|人獣共通感染症とは

ノミ・ダニがうつす病気には、犬や猫から人にも感染するものがあります。ノミ・ダニが、犬・猫から人に感染する疾病を、「人獣共通感染症(ズーノーシス)」といいます。ノミ・ダニの予防は、愛犬だけでなく、家族を守るためにも大切です。
ノミ・ダニの予防は動物病院で

ノミ・ダニの予防薬には、飲むタイプや、首の後ろにつけるタイプなど、いくつかの種類があります。愛犬の年齢、体重、生活環境に合った薬があるので、病院で相談のうえ、予防しましょう。
- 散歩後のチェック:帰宅後は、ブラッシングをしながら、皮膚や毛の中をよく見ましょう。
- 草むらを避ける:ダニは草むらにいることが多いため、むやみに入らないようにします。
- ダニを見つけたら:無理に引き抜かず、すぐに動物病院へ相談してください。
- 寝床や室内の清潔:犬の寝具はこまめに洗い、掃除をします。
ノミ・ダニの予防についてのよくある質問
Q. 室内飼いでも、予防は必要ですか?
必要です。散歩や人の服・持ち物などを通じて、室内にも入ってきます。室内飼いでも、動物病院に相談して予防しましょう。
Q. 予防は1年中必要ですか?
地域や、お住まいの環境によって異なります。宮古島のように暖かい地域では、期間が長くなることもあります。動物病院で、時期を確認してください。
Q. ダニがついていたら、自分で取っていいですか?
無理に引き抜くと、ダニの頭部が皮膚に残ることがあります。自分で取らず、動物病院で処置してもらいましょう。
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まとめ
- ノミ・ダニは、血を吸うだけでなく、さまざまな感染症の原因になる
- 散歩中の草むらやドッグランなどで、簡単に伝染る
- 人にも感染する「人獣共通感染症」がある
- 予防は、愛犬と家族を守るために大切。動物病院で相談のうえ行う
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