【本の要約】『金持ち父さん貧乏父さん』仕事とビジネスの違いって何?

    目次

    金持ち父さん貧乏父さん

    お金を貯められないという方や人生をもっとうまく行かせたいという方は今回紹介する『金持ち父さん貧乏父さん』という本がおすすめです。

    本書は資産を作り上げることの大切さや実際にどんな資産を積み上げて行けばいいのかを学ぶことができる本です。

    この本を読むことで資産を積み上げて今まで買っていた負債を手放すことができるので資産が資産を産むことを助け、負債がなくなり出費が抑えられるでしょう。

    本書の作者は『ロバートキヨサキ』という方で起業家、教育者、投資家という様々な顔を持つ異色の経歴を持つ方です。

    特に教育者として金持ち養成学校の先生と呼ばれ、金融には特に強いという方です。

    ただ本書はよくマルチやネズミ講の勧誘などに使われてしまうというマイナスの側面も持っています。

    これはマルチやネズミ講のように不労所得を得ることと資産を積み上げることが混同されがちであることがあります。

    資産を得る仕組みをしっかり理解した上で本書と照らし合わせながら学んで行くことが大切です。

    では本書の内容に入っていきましょう。

    金持ち父さん貧乏父さん 図解

    金持ちはお金のために働かない

    本書は基本的に会話形式でストーリーが進んでいきます。

    登場人物は本書の主人公であるキヨサキとその実の父親である貧乏父さん、そして親友の父である金持ち父さんです。

    キヨサキと貧乏父さんの会話やキヨサキと金持ち父さんとの会話の中で言っていることの違いから金持ちになるためのマインドを身に着けていくというストーリーになっています。

    キヨサキの実の父親である貧乏父さんも堕落しているわけではなく学生時代は勉強もできて卒業後も勤勉に働くエリートサラリーマンでした。

    一方、親友の父親である金持ち父さんは高校すら卒業していなかったがハワイでビジネスを成功させ、富裕層の仲間入りをしたそうです。

    この二人の考え方の違いから筆者でありながら主人公でもあるキヨサキはお金に対する重要な違いを学んで行きます。

    結論から言うと貧乏父さんは『お金のために自分が働く』のに対して金持ち父さんは『自分のためにお金を働かせる』というマインドを持っています。

    例えば10万円のテレビがほしいとします。

    貧乏父さんは貯金してきた貯金の中から10万円を出しテレビを購入します。もしくはローンを組んで買います。

    一方で金持ち父さんはまずは資産になる不動産や株などを購入します。次にそこから出た家賃収入や配当金、利子でテレビを買うようにします。

    つまり、貧乏父さんはテレビがほしいのでそれを買うために働く、に対して金持ち父さんはまずはお金を働かせてそこから出るおまけでテレビを買うので永続的にお金がまわり続けるのです。

    『お金の大学』という本でもまずは資産を買っていこうということが書かれています。

    こちらで要約しているので読んでみてください。

    つまりお金持ちはお金のために働くのではなく、お金を働かせるのです。

    自分のビジネスを持つ

    資産とは

    では今まで『資産』と言う言葉を使って来ましたが資産とは何なのでしょうか?

    本書では資産とは『収入を増やす仕組み』と書かれています。

    一般的に資産といえば車や持ち家などの自分で買った自分の所有欲を満たすものをいいます。

    しかし、これは庶民が考える資産であり金持ちは違うことを考えます。

    それが資産とは収入を増やす仕組みのことを言うということなのです。

    例えば我々一般人が考える資産である持ち家はそこに住むことができるがその家がお金を生み出すことはありません。

    逆に固定資産税や修繕費用などのランニングコストがかかり、支出を増やす負債となるのです。

    同様に車などもガソリン代や自動車税、駐車場代、修繕費などの支出がある負債となるのです。

    しかし、一方でそれらを払ってでもプラスの収益になるのであればそれは資産になります。

    例えば、部屋を貸し出したり、送迎のようなことができるなどです。

    このように資産と負債を混同しないことが貧乏父さんと金持ち父さんの違いなのです。

    ビジネス

    では具体的に資産を増やすためにはどうすればいいかですが

    結論から言うと自分のビジネスを持つことが大切なのです。

    ここで『仕事』と『ビジネス』にも違いがあります。

    その違いというのはビジネスというのは資産になるものでその場にいなくてもお金を稼ぐことができるものです。

    逆にサラリーマンは仕事でありたとえ銀行で働いていたとしても自分が動かないとお金を生み出せません。

    経営をしていないのであればそれはビジネスをしているとは言えないのです。

    ビジネスは大きな資産になり、定期的にお金を生み出してくれるというのもありますし節税などの対策にも必要なのです。

    節税などは『黄金の羽根の拾い方』という本で要約をしています。

    こちらで要約しているので読んでみてください。

    得意を仕事にしたり、株や債券不動産などを買い投資家になるというのも立派なビジネスです。

    ビジネスは人にもよりますので自分の可能性を見つけてみてください。

    失敗しづらい投資の方法はこちらにも書いたので読んでみてください。

    お金のためでなく学ぶために働く

    これまでで資産とは何かや自分のビジネスを持つことの大切さを学んで来ましたが一つ見落としてはいけないことがあります。

    それが自己投資です。

    自己投資は一番コスパがいい方法でいくら資産を築いたとしてもその資産を盗まれたら終わりですが自己投資をして身につけた技術や知識は死ぬまでずっと使い続けることができる最高の資産になるのです。

    本書でおすすめさているのは学ぶことを目的に働くという方法です。

    多くの人は時給がいいからとか職場の環境がいいと言う理由で仕事を選ぶでしょう。

    しかし、それは人生を短期的に見ればいいことなのですが長期的には経験が身に付きません。

    もし、仕事を選んだり今の仕事を有意義に過ごすために何か目標を持つことが大切です。

    本書の作者であるキヨサキさんも経理や工場、営業、マーケティングなど様々な経験があり、その経験も活かして本書をかきあげました

    スキルを身につけるためにこの仕事をするというような視点も大切なのかもしれません。

    人生100年時代の転職のヒントは『ライフピボット』と言う本もおすすめです。

    要約しているので読んでみてください

    まとめ

    『金持ち父さん貧乏父さん』という本を要約しました。

    本書は負債ではなく資産を買えばお金持ちになることができるよという本です。

    本書はよくマルチやネズミ講などの教材として使われるので注意が必要です。

    資産とは収入を生み出すものなので一般的に資産と言われる家や車は負債になります。

    また仕事も自分が動かないとお金を生み出せないので資産を生み出すためにビジネスをしましょう。

    また自己投資も大切で求めるスキルを身につけるための行動を心がけましょう。

    -参考図書-

    以上

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